PHP5の設定(2005/11/13変更)
■ インストール対象
OS: WindowsXP(98SE→Apache1.3.31との組み合わせで動作確認済み)
WWWサーバ:Apache1.3.31 Apache2.0.55
PHPバージョン:php-5.0.5-Win32.zip
■ PHPのダウンロード
本家のダウンロードサイドから最新版をダウンロードしてきます。
適当なフォルダで解凍し、フォルダの名前を php(任意)に変更します。
ここで変更した名前は以下の php.ini や apache の http.conf の設定に影響しますので、気をつけてください。
phpのフォルダを C:\ に移動します。フォルダの中にある php.ini-dist もしくは
php.ini-recommended を以下のフォルダ内にコピーし、php.ini
にファイル名を変更します。
C:\WINDOWS
phpフォルダに入っているphp5ts.dll も以下にコピーしてください。
C:\WINDOWS\system32
■ php.iniの設定(php.ini-recommended を使用)
521行目あたり:doc_root = "C:/Apacheがインストールされているフォルダ/htdocs"
Apache1.3.31をc:\apacheにインストールしている場合: "C:/Apache/htdocs"
Apache2.0.50をc:\apache2にインストールしている場合: "C:/Apache2/htdocs"
528行目あたり:extension_dir = "C:/php/ext/" ←php4と違うので注意!
[mbstringの設定];(コメント)をはずし、設定をしていきます。
654行目あたり:extension=php_mbstring.dll
1197行目あたり:mbstring.language = Japanese
1202行目あたり:mbstring.internal_encoding = EUC-JP
1205行目あたり:mbstring.http_input = auto
1209行目あたり:mbstring.http_output = SJIS
1216行目あたり:mbstring.encoding_translation = On ←OffからOnに変更
1220行目あたり:mbstring.detect_order = auto
1224行目あたり:mbstring.substitute_character = none;
1234行目あたり:mbstring.func_overload = 0
[sessionの設定] セッションを使う場合のみ、;をはずし、以下のように設定します。
966行目あたり:session.save_path = "C:/php/session"
phpフォルダ内にsessionフォルダを作成します。今回フォルダ名をsessionとしていますが、任意で。実際の運用時はアクセス権注意です。
■ Apacheのhttpd.confの設定
Apacheのhttpd.confに以下の部分を加えていきます。設定は2種類あって、CGIバイナリ (php.exe) を使用する方法、もう一つ
は Apacheモジュールdll を使用する方法です。
モジュールを使う方法で設定しています。
設定を行う前に、Apache を stop させてください。
* Apache1.3.31の場合 C:\Apache\conf\httpd.conf 行はあくまでも目安です。
193行目あたりに追加:LoadModule php5_module c:/php/php5apache.dll
---
240行目あたりに追加:AddModule mod_php5.c
---
820行目あたりに追加:AddType application/x-httpd-php .php
.phtml
* Apache2.0.55の場合 C:\Apache2\conf\httpd.conf 行はあくまでも目安です。
173行目あたりに追加:LoadModule php5_module c:/php/php5apache2.dll
---
772行目あたりに追加:AddType application/x-httpd-php .php
.phtml
↑としていますが、LoadModuleのあとに続けて書いても大丈夫です。
*設定が終わったら、Apacheサーバを起動させてください。
■ PHPの動作確認
あとは動作確認だけです。
以下の文をテキストでまず書いてみてください。
<? phpinfo(); ?>
test.phpと名前を付けて apache が動いているディレクトリに保存します。
私の場合は、 C:\upatan\www\ 以下 になります。(詳しいことはApache設定を見てね)
次に ブラウザを立ち上げ、http://127.0.0.1/test.php とし、紫色のphp情報画面が出てきたらOKです。
■ PHP5とMySQL
PHP4ではMySQLを使いたい時、特にphp.iniファイルをいじらなくても使えましたが、PHP5では自分で設定しなければいけないようです。MySQLを使う場合は、以下の行の
;(コメント)をはずしてください。
661行目あたり:extension=php_mysql.dll
さらに、MySQLのバージョンによっては、phpフォルダに入っているlibmysql.dll
をApacheがインストールされているフォルダの中に binというフォルダがありますので、その中にコピーしないとうまく動かないようです。上記の設定だと C:/Apache2/bin
MySQL4.0.21/PHP5.0.1ではこの設定が必要でした。
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